お金に対する執着について

こんにちは。ギャンブル依存症のゆーじです。

 

毎日毎日暑すぎていい加減うんざりしてきます。

 

皆様、体調には十分に気を付けてお過ごしください。

 

私がギャンブルをやめられないのはもちろん病気であるからなのですが、その症状の一つとしてお金に対する執着(未練)というものがあります。

 

ギャンブルで失ったお金はもとより、普通に生活費で使ったお金までギャンブルで取り戻したいという渇望に襲われます。

 

また、他人へのプレゼントやご祝儀まで勝った金で払いたいという欲求まで出てきます。

 

はっきり言ってクズの極みですね。

 

私は幼いころからお金に執着がありました。お小遣いが少ない、欲しいものを買ってもらえないなどのフラストレーションから、親のお金や兄弟の貯金箱からお金を盗んだこともありました。

 

小学校低学年の時です。

 

親の財布から1万円札を盗んだことがあります。

 

その当時の1万円札は聖徳太子の肖像でした。

 

それを手にした時の万能感は、背徳の感情をはるかに超えていました。

 

駄菓子屋でいくらでも好きなお菓子を買うことができました。正直その時は嬉しかった。

 

もちろんすぐバレて鬼のように叱られるのですが、そのとき叱ったり殴ったりするのではなく、なぜお金を盗んでしまったのかちゃんと話をきいてもらいたかった。

 

もちろんお金を盗んだ私が悪いのですが、子供の悪事を責め立てるだけでは何の解決にもならないと今ではそう思います。

 

お金を盗むに至った心理的な要因を突き止める、子供の正直な気持ちを聞いてあげるのが大事なのだと思います。

 

そして、すっかりお金に執着したまま大人になってしまった私が、ギャンブル依存症になるのは必然のように思いました。

 

毎日毎日お金のことばかり考えてしまいます。

 

お金に対するストーカーです。一歩間違えれば犯罪者ですね。

 

だから何かしらで使ってしまった千円なり一万円なりのお金をあきらめることができない(?)で、取り戻したいと思うのです。

 

飲食や交際などに使ったお金を取り戻したいという感覚は、常人には理解できないと思います。使ったお金は帰ってこないというのが普通だからです。

 

病的ギャンブラーは「取り戻せる」と思ってしまいます。

 

完全に狂ってますね。

 

自分の収入の範囲内で生活するというごく普通の幸せな感覚を「取り戻したい」です。