アパレル業界の悪習

こんにちは。ギャンブル依存症のゆーじです。

 

私の勤めている会社は所謂アパレル系の商品を取り扱っています。

 

この業界は、コロナになって(もう少し前からかな)初めて、これまでの悪い商習慣が一気に噴き出していることで有名です。

 

人口が減ってきているにも関わらず、セール前提で大量にモノを作り、売れなければ不当返品は当たり前、代金すらまともに払ってくれない客もいます。

 

不当に返品された商品は、タダ同然でバッタ屋さんに引き取ってもらうか廃棄するしかありません。

 

そんなことを繰り返しているので、大手の企業ですら倒産してしまうのも頷けます。

 

まずもって、未だに「買うほうが偉い」と思い込んでいる頭の悪い腐れバイヤーが多々存在するという現実が悲しすぎます。

 

ろくな商品知識もないくせに発注の時は偉そうで、なんなら接待も強要してくる。しかし、自分が仕入れた商品が売れないとなると、責任をすべてメーカーに転嫁して、不当な値引き・返品を要求してくるのです。

 

呆れて物が言えません。

 

最近は、「サステイナブル」やら「ECとの共存」などとカッコよい言葉が業界新聞によく載っていますが、実態はそんなきれいなもんじゃありません。

 

そこでわが社は、もう7年ほど前からそのような頭の悪い客とは決別して独自路線でモノづくりから販売までを手掛けるようにしました。

 

その結果、今このコロナ禍でも利益を出すことができています。

 

量販店や百貨店に頼り切っていた会社はどんどん潰れるか、よその企業に吸収合併されています。

 

ご愁傷さまです、といった感じです。

 

まあ、だいぶ前から斜陽産業であったアパレル業界がこの機に再編され、より良い業界に生まれ変わるといいなあと思います。

 

自社の社員を大事にできない会社、お取引先を大事にできない会社は潰れていきますよ。

 

今回はギャンブル依存症とは関係のない話題でした。