クリスマスの思い出(季節外れ)

こんにちは。ギャンブル依存症のゆーじです。

 

ギャンブル依存症の特徴の一つに「お金」にたいする執着があります。

 

勝ったお金で何かをしたいというのではなく、勝ったお金で更にギャンブルをしたいという欲求が強いのです。

 

そこで「元手」となるお金が無いと不安になります。

 

毎日、お金お金と完全に思考がお金に囚われてしまいます。

 

私は小さいころからお金に囚われていました。

 

私の家は裕福ではないうえに父親が厳格で、欲しいものなどほとんど買ってもらった記憶がありません。

 

周りの友達はやれゲーム機や自転車など、誕生日やクリスマスなどに欲しいものを買ってもらっていました。

 

さて、クリスマスの話ですが、完全に季節外れですね。

 

仏教徒の我が家にクリスマスも何もあるわけないのですが、一般的にクリスマスにはサンタさんが枕元にクリスマスプレゼントを置いてくれていると子供たちは信じています。

 

私もそうでした。

 

毎年クリスマスの朝には必ず枕元あたりを探します。そして、プレゼントが無いことに落胆をします。

 

子供心に「自分が良い子ではないから毎年プレゼントがもらえないのだ。自分が悪いのだ」と自責の念にかられます。

 

友達に聞くとたいがいは何かしらのプレゼントをもらっています。

 

私はさらに落ち込みます。

 

なんで自分はもらえないんだろう?

 

ささいな出来事かもしれませんが、このことが私の自己肯定感を下げてしまった原因の一つだと思っています。

 

なので私は、自分の娘には毎年クリスマスプレゼントを枕元に置くようにしました。

 

当然娘は喜びます。

 

「一年間良い子にしてたからサンタが来てくれたんだね」

 

と、毎年娘に言います。

 

そのおかげか分かりませんが、娘は私と違って心身ともに健康的な人間に育っております。

 

父親が反面教師になっているところも否めませんが、娘には自己肯定感の低い人間にはなってほしくないと願っています。